妻が人間ドックにかかって判明する性病

通常性病はなにがしかの症状が出て、婦人科または泌尿器科を受診することで判明するものです。しかし、無症状または潜伏期間の長いもので、人間ドックでわかってしまう性病があります。妻が人間ドックの検査を受け要検査のために医療機関を受診し、性病であることを告げられ、大騒ぎになるケースがあります。
一般的な1日または半日人間ドックの検査項目に含まれるもので、判明する性病は下記のようなものが存在します。
血液検査でわかる性病は感染症の内、梅毒・B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスです。HIVの検査は通常含まれませんが、梅毒に感染していた場合は精密検査で追加検査を勧められます。これらは性交渉以外に輸血などで感染しますが、輸血歴がない場合感染時期が問題になってきます。精密検査では感染した時期をここ数か月、半年以上、1年以上前程度には特定できます。あまり細かくは特定できないので、場合により言い逃れ可能でしょう。その他現在の感染力の有無と活動性についてわかり、どちらも低いものは心配いりませんが、感染力が高いという結果であった場合は、夫はうつされていないか検査すべきです。HIV検査が陽性に出たら、言い逃れなどは考えずに夫も検査をした方が良いでしょう。
尿検査で判明する性病は、トリコモナスです。尿にトリコモナス原虫が認められ、検査日に現在進行形でかかっているので、性交渉を持った相手が疑われます。感染は性交渉のみではないため(公衆浴場など)、言い逃れは可能かもしれません。しかし、治療してもらわなければ妻から夫に感染する可能性は十分にあります。
妻が子宮頸がん検診をうけた場合にわかるのはトリコモナス・性器ヘルペス・尖圭コンジローマです。トリコモナスは尿と同様、性器ヘルペス・尖圭コンジローマは、かかった時期は精密検査をしても不明なので、言い逃れは可能です。治療は必要です。